NOTES
念願の再結成と2025年からのワールド・ツアーを発表したオアシス。本日ついに、2009年以来19年ぶりとなる彼らの待望の来日公演の開催がアナウンスされた。
ベース・マガジンの過去のアーカイブから、“いま改めて読みたい”記事を紹介する『BM Throwback』。今回はオアシスの来日決定を記念して、2005年7月号に掲載された本誌でのアンディ・ベルの発言を紹介したい。
本インタビューは2005年のアルバム『Don’t Believe the Truth』リリース時のもの。ライドやハリケーン#1のギタリスト兼ソングライターであるアンディ・ベルが、オアシスにベーシストとして加入したのが1999年。本誌でアンディ本人への単独インタビューが実現したのは、この号が初となった(※ライヴ機材紹介は2002年11月号に掲載)。ここでは本インタビューで彼が語った、オアシス加入経緯についての発言を紹介しよう。
━━まずは昔の話から聞かせていただいてよろしいでしょうか? 6年ほど前にあなたはオアシスに加入したわけですが、その経緯はどのようなものだったのでしょうか?
たまたま電話がかかってきたのさ!当時僕はスウェーデンの家にいたんだけど、そこに電話がかかってきて、「ベーシストを探している。オアシスでベースを弾いてみないか?」ということだった。
━━それで、すぐにオーケーしたんですか?
そうだよ(笑)。翌日イギリスへ行って2〜3日間プレイしてみて、バンドに入ってくれと言われたんだ。今思えば、あれがオーディションだったんだろうな。
━━候補は他にもいたんでしょうか?
彼らが長い間ベーシストを探していたことは知っていたんで、僕は最後の候補だったんだろう(笑)。
━━加入が決定した瞬間の気持ちは?
最高だった。とてもエキサイトしたよ。それまでの僕はギタリストだったから、ベースという楽器は新しいものだったね。だから学ぶべきことがたくさんあったけど、彼らが手を貸してくれたんだ。僕にどんなスタイルで弾いてほしいとかを教えてくれたんで、覚えは早かった。
━━ベースを弾いたのはそのときが初めてだったのですか?
そうだよ。だって僕はギタリストだったんだから。
━━どうしてバンドは、ギタリストのあなたにベースとして入ってもらいたかったんでしょうね?
ギタリストがいいベーシストになれる可能性って高いと思うんだ。特に、オアシスがやっているような音楽ではね。
━━オアシスといえば、今や世界中の誰もが知っているスーパー・バンドですが、そのバンドに入れたわけですよね。どんな気持ちでしたか?
そりゃエキサイティングだったよ。アメリカへ行って、2万人の前でプレイすることになっていたんだから、以前僕がやっていたこととはかなり違っていた。
『Don’t Believe the Truth』の制作背景や、アンディのベーシストとしての哲学、アンディ作曲の「Turn Up the Sun」や「Keep the Dream Alive」のソングライティング、使用機材などが語られている本インタビューの全文は、『ベース・マガジン2005年7月号』からチェックいただきたい。
◎「バックナンバー読み放題」はこちらから。
※記事をお読みいただくには、ベーマガWEBサブスク会員へのご登録が必要です。