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現代ジャズ、注目の才能が集ったユニット“No One’s an Island”の日本ツアーが決定!

類い稀な創造性に満ちたミュージシャンたちの特別なコラボレーション

ヨーロッパ/アメリカのジャズ、そして日本の伝統音楽に影響を受けたジャズという3つの“ジャズ”を融合させたバンド“No One’s an Island”が、2022年のUKツアー成功を機に、2023年11月より待望の日本ツアーを開催する。

左から、トーマス・モーガン(b)、真壁えみ(shamisen,vo)、キット・ダウンズ(p,k)。

No One’s an Islandは、ECM作品などをはじめとした多彩なクリエーションが高い評価を受け、注目を集めるキット・ダウンズ(p, k)、現代を代表する数々のバンドで存在感を誇る現代屈指のベーシストであるトーマス・モーガン、そしてデイヴ・ダグラスののレーベル“Green Leaf”から作品を発表し、三味線と透明感あふれるヴォーカルで独自の世界を創るNY在住の眞壁えみの3人から成るバンドだ。異なる背景を持ち創造性に満ちた3人が、唯一無二のオリジナルな音楽空間を生み出す。

No One’s an Islandは2022年に結成され、同年11月にはイギリス・ツアーを成功。その後、アッシュバートン、バーミンガム、ロンドンでの公演や、歴史的に名高い王立音楽院(Royal Academy of Music)でのマスター・クラスも大成功を収めている。今回の日本公演は2度目の本格ツアーとなる。

現代ジャズをリードするベーシスト、トーマス・モーガン

ベーシストのトーマス・モーガンは、1981年8月14日生まれ、カリフォルニア州出身。2003年にニューヨークのマンハッタン音楽学校を卒業後、ポール・モチアンのバンドを経て菊地雅章と出会い数々のセッションを重ね、そこで多大な影響を受けた。菊地雅章の『菊地雅章』をはじめ、ECMでの録音も多く、新世代をリードするミュージシャンのひとりとして注目されている。2008年に“日野=菊地クインテット”、2012年には“菊地雅章TPTトリオ”で来日しており、ゲイリー・ピーコックを継ぐ思索的なプレイを披露し、強烈な印象を残した。

バンドは今回のジャパン・ツアーのために、新しい楽曲も準備中とのこと。本公演は、2023年、人々の記憶に確実に何かを刻み、残るものとなること必至だろう。

日程は以下のとおり。

<開催概要>
11 月29 日(水)19:30 – 神戸100BAN ホール
〒650-0033 神戸市中央区江戸町100番地
☎︎ 078-331-1725
【問い合わせURL】http://www.100ban.jp/posts/events/

11 月30 日(木)19:30 – 京都 ライブスポットラグ
〒604-8001 京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町521 京都エンパイヤビル5F
☎︎ 075-241-0446
【問い合わせURL】https://www.ragnet.co.jp/livespot/

12 月01 日(金)19:30 – 東京:南青山 BAROOM
〒107-0062 東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山 1F
☎︎ 03-6892-1577
【問い合わせURL】https://baroom.tokyo/

12 月02 日(土)15:30 – 埼玉 中庭
〒364-0027 埼玉県北本市栄7-1-26-102 北本団地
【問い合わせメール・アドレス】nakaniwa.danchi@gmail.com


<アーティスト・プロフィール> 
キット・ダウンズ https://www.kitdownesmusic.com/
ジャズワイズ ベルリン在住のイギリス人ピアニストのキット・ダウンズは、イギリスのBBCジャズアワードをはじめ数々の受賞歴のあるピアニストであり、名門レーベルのECMから自身がバンド・リーダーのアルバムを多数リリースする。 幅広いグループや音楽の場で世界ツアーを行ない、自身のグループ(Enemy、royka、Elt)のほか、スクエアプッシャー、エンピリック、ベニー・グレブ、エイダン・オルーク、サム・アミドンなどのアーティストと共演。ピアノのみならず、キーボード、オルガン、チャーチ・オルガン、ハーモニウム、チェロも演奏する。現在、イギリスやヨーロッパのフェスティバルに向けオーケストラのために作品を書いているとのこと。

眞壁えみ https://emimakabe.com/14862583
作曲家、ヴォーカリスト、三味線奏者、2008年よりニューヨークに在住。ニューヨークをはじめ、ヨーロッパや日本で演奏活動を始める。ニューヨーク・ミュージック・デイリー誌に“ジャズ、ポップス、クラシック、即興音楽が融合した、日本の民謡の影響を受けた、歓喜に満ちた冒険的なジャズ”と評されるように、彼女の音楽は、ニューヨーク・ジャズと日本のバックグラウンドが強く反映されている。デビュー・アルバム『Anniversary』が、2020年にデイブ・ダグラスのレーベルGreenleaf Musicから日本人で初めてリリースされた。現在、ビル・フリーゼル、ジェイソン・モラン、ミシェル・ンデゲオチェロをゲストに迎えた2ndアルバムを制作中。

トーマス・モーガン http://www.thomasmorgan.net/
ニューヨーク在住のトーマス・モーガンは、今もっとも人気のあるジャズ・ベーシストのひとり。これまでにリリースされたアルバムは130枚にのぼる。豊かな音色と堅実でありながらユニークでもあり、力強いリズムを持ち合わせている。その幅広い表現力は、ジャズの巨匠たちビル・フリーゼル、チャールズ・ロイド、ジョン・アバクロンビー、ポール・モチアン、ジョー・ロヴァーノ、トマス・スタンコ、菊地雅章をはじめ、デイビッド・ビニーやクレイグ・テイボーンなど、個性を誇るバンド・リーダーとの演奏で反映されている。ギタリストのビル・フリーゼルはトーマスとの演奏について“……彼との演奏は、まるでタイムトラベルのようだ”と述べている。


■お問い合わせ
ツアー/企画制作:en rapport (エンラポート) https://www.en-rapport.org/ info@en-rapport.org
宣伝協力:Free Flying Productions shigekosekiguchi.s@gmail.com