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ブルーズ・ザ・ブッチャーが4年ぶりの新作『Feel Like Going Home』を6月21日にリリース!

THEATRE BROOKでも活動するベーシスト中條卓のほか、永井“ホトケ”隆(g,vo)、沼澤尚(d)、KOTEZ(hca,vo)から成るブルーズ・バンド、ブルーズ・ザ・ブッチャーが、6月21日に4年ぶりとなるフル・アルバム『Feel Like Going Home』をリリースする。故ムッシュかまやつ、ジェームズ・ギャドソンとの共演盤、うつみようこ(元メスカリン・ドライヴ~ソウル・フラワー・ユニオン)をゲストに迎えた2作を含む、通算10枚目となる待望の新作だ。

本作は、永井が最初に好きなったブルーズマンであり、自身のブルーズの原点ともなったマディ・ウォーターズをテーマに制作されている。ローリング・ストーンズをはじめ、世界中のミュージシャンに多大な影響を与えた“シカゴ・バンド・ブルーズ”の生みの親でもあるマディの楽曲をこれまでにもたびたび取り上げてきた彼らだが、今作はマディのナンバーにがっぷり四つで取り組むなど、充実の一枚に仕上がっている。また全ブルーズ・ハーモニカ奏者の原点であり革新者、そしてマディのバンド・スタイルの完成に欠かせない存在であり、比類なきテクニックを武器に後続のブルーズ・ハーモニカ奏者に最も大きな影響を与えたと言える偉人、リトル・ウォルターの名曲をKOTEZがカバーしている点も見逃せない。

『Feel Like Going Home』
Pヴァイン/PCD-18904

THEATRE BROOKでも活動を共にする中條と沼澤による超強力リズム・コンビが生み出す鉄壁グルーヴは圧巻であり、永井のディープなブルーズ・シンギング&ギター、そしてKOTEZのパワフルなハーモニカ&ヴォーカルが重なる彼らの“シグネチャー・サウンド”は今作でも健在。その唯一無二のサウンドを存分に楽しむことができるだろう。

マディ・ウォーターズの重厚な楽曲からリトル・ウォルターのキャッチーなナンバーまで、すべてに新たな息吹をもたらす全13曲は小細工一切なしの完全一発録り。軽快かつどっしりとドライブするbtbのディープ・ブルーズ・グルーヴを極上の“鳴り”で体感することができるだろう。“原点回帰”と言える、ブルーズに対する愛情とリスペクトがたっぷりとつまった気概のニュー・アルバムをぜひチェックしてほしい。

左から、中條卓(b)、KOTEZ(hca,vo)、沼澤尚(d)、永井“ホトケ”隆(g,vo)。

◎作品情報
『Feel Like Going Home』
ブルーズ・ザ・ブッチャー

2023年6月21日発売
Pヴァイン/PCD-18904

【収録曲】
01.I FEEL LIKE GOING HOME (McKinley Morganfield)
02.HONEY BEE (McKinley Morganfield)
03.GONE TO MAIN ST. (McKinley Morganfield)
04.TELL ME MAMA (Walter Jacobs)
05.CAN’T HOLD OUT MUCH LONGER (Walter Jacobs)
06.WHY ARE PEOPLE LIKE THAT (Bobby Charles)
07.BABY, PLEASE DON’T GO (McKinley Morganfield)
08.TROUBLE NO MORE (McKinley Morganfield)
09.LAST NIGHT (Walter Jacobs)
10.FORTY DAYS & FORTY NIGHTS (Bernard Roth)
11.WALKING THRU THE PARK (McKinley Morganfield)
12.TOO LATE (Willie Dixon)
13.MANNISH BOY (M. Morganfield, M. London, E. McDaniel)

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