メタル・フロントの彫金デザインが映える、ベース用オーバードライブが登場！

ゼマイティスより同社のギター／ベースを象徴する伝統のメタル・フロントのデザインを踏襲したベース用オーバードライブ・ペダル“ZMF2023BD”が登場した。鮮烈なインパクトを放つ、曲線を生かした贅沢な彫金が施されたアルミ合金のプレートが唯一無二の存在感を演出する国産ペダルだ。

コントロールはヴォリューム／トーン／ドライブというシンプルかつ扱いやすいレイアウトで、ノブには同社のギター／ベースのコントロール・ノブにも採用されている、高級感のあるメタル製ハット・ノブを採用。メタル製ノブはアースの役割も果たすほか、一般的なプラスチック製ノブと比較し、高い耐久性を備えている点が特徴だ。肝心のサウンドは、ロック・シーンで語り継がれる1970年代の大型チューブ・アンプをナチュラル・ドライブさせたニュアンスを再現しており、ナチュラルな歪みから現代的な激しい歪みまでを網羅しつつ、過激に歪ませても低音が失われない骨太なトーンを実現する。

また本機は1990年代に高い評価を得たハンドメイド・エフェクター・ブランド“D.N.A. ANALOGIC”の設計者の協力を得て開発されており、“SW-TONE SYSTEM（スイッチ・トーン・システム）”が採用されたトーン・コントロールは、絞り切ることでトーンのバイパスが可能。トーンをバイパスさせることでエッジの効いたサウンドに変化し、スラップ向けサウンドのほか、現代的で過激なベース・ドライブとしても活用できるだろう。

シックな印象のマット・ブラック・カラーの筐体は堅牢なアルミ合金製で、エフェクター・ケースとして世界的な実績を持つハモンド社製のアルミ素材を採用。電源は9Vアダプターのほか乾電池でも駆動可能で、裏蓋を開けるとバッテリー・スナップに接続してバッテリーを格納するスペースが設けられている。

価格は税込49,500円で、5月13日（土）より発売開始。高い耐久性と汎用性に優れた歪みサウンドを兼ね備える本機、自身のエフェクト・システムでの活躍はもちろん、伝統あるメタル・フロントの彫金デザインはボード内でも圧倒的な存在感を放つだろう。