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Hermesシリーズに“RV4 Ash”が新たにラインナップ
Kikuchi Guitars “Hermesシリーズ”に、アッシュ・ボディ×ローズウッド指板という仕様の4弦ベース“RV4 Ash”が加わった。2025年6月28日(土)より、販売が開始されている。

“Kikuchi Guitars”は、菊地嘉幸氏によるブランド。菊地氏は、27歳でATELIER Zの立ち上げに携わったのち、1993年より渡米し、Sadowsky Guitars NYCの工房にて技術を習得。帰国後はSadowsky Tokyoをスタートさせ、国内屈指のルシアーとして知られる存在となった。本ブランドは、そうした菊地氏のキャリアの集大成として、2023年に設立された。
そんな同ブランドから展開されている“Hermes”は、より多くのプレイヤーが手に取れるよう製作されるジャズ・ベース・タイプのシリーズ。ブランド設立当初は、一点もののカスタム・モデルのみが販売されていたが、その量産型として本シリーズが登場。品質を下げることのないまま、スペックやカラーを限定し、リーズナブルなプライスを実現した。
アッシュ・ボディ×ローズウッド指板で生み出される、明瞭でまとまりのあるトーン
“RV4 Ash”は、アッシュ・ボディとローズウッド指板の組み合わせにより、明瞭でまとまりのあるトーンを特徴とする4弦ベース。“Hermes”シリーズではほかに、アルダー・ボディとローズウッド指板の“RVモデル”、アッシュ・ボディとメイプル指板の“MVモデル”がラインナップされている。
“Hermes”シリーズは、強度の高いネックと厚みのあるヘッドにより、最適な鳴りを実現。細めのナット幅と握り込みやすいネックグリップにより、スムーズな演奏性を確保している。フレットは22フレット仕様で、硬質ニッケル製を使用。
ボディは、日本人の体形に合わせてリデザインされたディンキー・シェイプを採用。取り回しに優れた設計と適度な重量感を持つソリッド構造により、発音性の高さと豊かなトーン・バリエーションを両立している。
Kikuchi Guitarsオリジナルのプリアンプは、ブースト時にも低域と高域をクリアかつ自然に再生。また、パッシヴ/アクティヴ切り替え時の音量や音質の差を最小限に抑える設計が施されている。
“RV4 Ash”は、全7色のカラーバリエーションを展開。
販売価格は385,000円(税込)。本機の詳細はこちらから。
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