プランのご案内
  • NOTES

    UP

    Sparklmami「no te vayas」-白昼夢を踊らせる、シカゴ発のサマー・グルーヴ【鳥居真道の“新譜とリズムのはなし”】

    • 文:鳥居真道(トリプルファイヤー)
    • イラスト:山本蛸

    連載「新譜とリズムのはなし」では、トリプルファイヤーの鳥居真道が、世界中のニューリリースのなかからリズムや低音が際立つ楽曲を毎週セレクト。その魅力を独自の視点で読み解きます。

    今週紹介するのはこちらの楽曲

    Sparklmami – no te vayas

    思わず踊らずにはいられないリズム体の演奏にまず心臓が射抜かれました。往年のヒップホップを連想させる騒ぎ声まで入ったパーティー・チューンで、どこか涼しげなサマーチューンでもあります。

    「no te vayas」は、名門〈Verve〉からリリースされたスパークルマミ(Sparklmami)のデビュー・アルバム『In This Body』の収録曲です。スパークルマミはテキサス出身で、現在はシカゴを拠点に活動するミュージシャン/ヴィジュアル・アーティスト。デビュー作には、マルコス・ヴァーリやアジムスのような1970年代のブラジル音楽の影響が出ているそうです。

    名人のような演奏は、シカゴ在住のプロデューサーでミュージシャン、ウィリアム・コーデュロイ(b)とエディ・バーンズ(d)によるものです。スパークルマミがメロウなヴォーカル・ハーモニーで白昼夢を描く一方で、コーデュロイは音価の短いシャープな演奏で、サウンドをボトムから引き締めています。

    ◎連載一覧はこちら

    ◎Profile
    とりい・まさみち●1987年生まれ。 “高田馬場のジョイ・ディヴィジョン”、“だらしない54-71”などの異名を持つ4人組ロック・バンド、トリプルファイヤーのギタリスト。現在までに5枚のオリジナル・アルバムを発表しており、鳥居は多くの楽曲の作曲も手掛ける。バンドでの活動に加え、他アーティストのレコーディングやライヴへの参加および楽曲提供、音楽関係の文筆業、選曲家としての活動も行なっている。最新作は、2024年夏に7年ぶりにリリースしたアルバム『EXTRA』。また2021年から2024年にかけて、本誌の連載『全米ヒットの低音事情』の執筆を担当していた。
    X Instagram

    ◎お知らせ
    当連載で取り上げてきた楽曲がプレイリストになりました。フォローよろしくお願いします!
    Spotifyはこちら
    Apple Musicはこちら