SPECIAL
TENDRE
Profile
てんだー●1988年6月15日生まれ、神奈川県横浜市出身。2008年に自身がベース・ヴォーカルを担当するバンドampelを結成し、2015年までに5作品を発表する。2017年からはソロ・プロジェクトTENDREをスタートさせ、ベースに加え、ギターや鍵盤、サックスなども演奏するマルチ・プレイヤーとして活躍。そのほか、Ryohu、sumika、Chara、SIRUPなどさまざまなアーティストのサポート、共同プロデュースなども務める。
◎Official HP
Q1:新しく導入したい機材を、予算10万円として教えてください。
BOSS
FUZZ FZ-5
オープンプライス(市場実勢税抜価格¥10,000前後)
ヴィンテージ・ファズに用いられていたゲルマニウム・トランジスターの特性を、独自のCOSM技術によって忠実にモデリングしたファズ・ペダル。つまみによって3タイプのファズ・サウンドを切り替えることができる。オリジナル・モデルのレンジを超えた歪みもクリエイト可能。
DEVI EVER
RUINER
オープンプライス(市場実勢税抜価格¥15,500前後)
強力な歪みペダルをラインナップしていることで知られる米国のブランド。本機は低音を強く押し出すダーク・ブースターをふたつ重ね合わせたファズ・ペダルだ。コントロールはヴォリュームとプリゲインのふたつで、太いファズ・サウンドを生み出す。
SOURCE AUDIO
C4 SYNTH
¥37,000(税抜)
“モジュラー・シンセの興奮をペダル・エフェクトで再現”を標榜するシンセサイザー・ペダル。ペダル本体で6つのプリセットにアクセス可能なほか、USB端子を備えたMIDIコントローラーを使えば、128のファクトリー・プリセットにアクセスできる。
DIGITECH
BASS WHAMMY
¥33,000(税抜)
ベース専用に最適化された世界最高クラスのピッチシフト・ペダル。応答速度の速い“Classic”と和音にも追従できる“Chord”のふたつのトラッキング・モードを備える。21のピッチシフト・セッティングを搭載し、MIDIコントロールにも対応する。
Q2:上記で挙げていただいた機材は、それぞれ、どのような目的で導入するのですか?
まあなんでしょう、とにかく遊び道具が欲しかったのかもしれません(笑)。
BOSSのFUZZは、そういえば持ってなかったなあと。そもそもギターメインでしょうし。しかし近頃のレコーディングではベースでいながら、違う役割を探すというのがブームでもあり、ならばまずFUZZかと。
DEVI EVERの場合はサウンドがこもりすぎず、ベースでもオールドスクールな音からハイよりな荒さも出せそうだなと狙ってました。
SOURCE AUDIOは実はSPECTRUMというフィルターを現在使ってまして。
iPhoneから音色を作れると実践したときに思いましたね。“時代だなあ”って(笑)。
C4 SYNTHも知り合いが使っている映像を観て、とにかくシンセ・ベースに劣らないローの太さ。オクターヴってけっこう音ヤセがあるものと思っていたものが、これは吃驚でした。
WHAMMYは、とにかく遊びたいだけです(笑)。