ホロウ・ボディの人気ベース・モデルにクールな新色が登場！

ホロウ・ボディ特有のアコースティックな音色を求めるプレイヤーに向けた、アイバニーズのArtcore Bassシリーズ。同シリーズのベース・モデルとして人気を博す“AGB200”に、精悍な印象を醸し出す新色“BKF＝ブラック・フィニッシュ”が登場した。

まずはAGB200のスペックからおさらいしておこう。本モデルは取り回しと演奏性に長ける30.3インチのショート・スケールを採用したモデルで、ボディはリンデン、ネックはニヤトー（ナトー）とメイプルの3ピース、ミディアム・サイズの22フレット仕様の指板はウォルナットという木材構成だ。

ピックアップにはウォームかつクラシカルなトーンを前提に、パンチ感を備えて汎用性の高いオリジナル・ピックアップ“Classic Elite”を2基搭載し、コントロールはヴォリューム、トーンに加え、ピックアップ・セレクターのミニ・スイッチを有したシンプルなレイアウト。ノブには滑りを防止するゴム製グリップを装着した、優れた操作性と視認性を両立する“Sure Grip III”を採用している。

弦間ピッチ19mmに設定されたブリッジ“Gibraltar III”とテイルピース“Quick Change III”の組み合わせは、サステインの増幅に貢献しており、Quik Change IIIの上部に入れられたスリット（溝）によってスピーディかつ簡易的な弦交換を可能にする。

新色の“BKF”は、艶消しされたマットな雰囲気のブラック・カラーがクールな印象で、既存カラーの“NT ＝Natural”とのコントラストも楽しめるだろう。価格は110,000円（税込）で、ホロウ・ボディのベースに興味を持つプレイヤーはもちろん、セミ・アコースティック楽器特有の温かいサウンドを欲するプレイヤーにもぜひ手に取ってもらいたい一本だ。