Westone Audioより、新型ユニバーサル・イヤホン8モデルが同時リリース！

1959年にアメリカ・コロラド州にて設立された老舗オーディオ・ブランド、Westone Audio（ウェストン・オーディオ）。補聴器、通信機器、聴力保護機器用、インイヤー・イヤホンなど、耳に関わるカスタム・メイドのイヤー・ピース製品のパイオニアとして、数多くのカスタム・イヤー・ピースを製造してきた“耳のエキスパート”である同社より、ユニバーサル・イヤホンの新シリーズ、“MACH（マック）シリーズ”が全8モデルのラインナップで登場した。本シリーズは極上の音楽体験を提供するため、同社の35 年以上にわたるエンジニアリング経験と卓越した製品開発の実績を組み合わせることで生み出されたもので、音楽ファンのみならず、ミュージシャン用のイン・イヤー・モニターとしても、優れた快適性とサウンドを発揮する。

全8モデルのうち、まずは低価格帯のエントリー・モデルの3モデルから確認していこう。こちらには、フルレンジ／1基のバランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載する“MACH 10”（42,900円）、2基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×1／高域×1）を搭載する“MACH 20”（57,200円）、3Way／3基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×1／中域×1／高域×1）を搭載する“MACH 30”（71,500円）がラインナップ。共通仕様として、ケーブルには極細ながら強度・耐久性に優れた銀メッキ銅線のリファレンス・ケーブル“Linum Bax T2”が採用されている。MACH 10は全体的にフラットで自然なサウンドが持ち味。MACH 20はヴォーカルが自然に前に出てくる中域が特徴で、MACH 30は暖かみのあるワンランク上の低音を求める人に最適ということだ。

続いて中価格帯のミドル・クラスは、3Way／4基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×2／中域×1／高域×1）を搭載する“MACH 40”（85,800円）、3Way／5基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×1／中域×2／高域×2）を搭載するMACH 50（114,400円）、3Way／6基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×2／中域×2／高域×2）を搭載するMACH 60（157,300円）の3モデルがラインナップ。ミドル・クラスのケーブルには、完璧なオーディオ環境を常に追求するオーディオ・ファンのニーズに応えるために開発された、0.75Ωという抵インピーダンスの軽量ケーブル“Linum SuperBax T2”が採用されている。MACH 40は原音に忠実なフラットなモニター・サウンドを出力し、MACH 50は力強い低域や中高域のディテールとレスポンスを求めるドラマーやベーシスト向き。MACH 60は、なめらかで自然な音質と豊かで艶やかなリファレンス特性のバランスが取れたサウンドで、アコースティック楽器との相性も良いという。

最後に最上位のハイ・クラス2モデル。こちらは3Way／7基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×1／中域×2／高域×4）を搭載する“MACH 70”（200,200円）、3Way／8基のバランスド・アーマチュア・ドライバー（低域×2／中域×2／高域×4）を搭載する“MACH 80”（228,800円）がラインナップ。ハイ・クラスのケーブルには、サウンドに余分な変化や脚色をせず、音楽の魅力を最大限に引き出す、4芯構造で6Ωの低インピーダンス・ケーブル“Linum UltraBax T2”が採用されている。MACH 70は、低域に重点を置いたバランスに優れたチューニングとなっており、高い解像度の音像定位、幅広く奥行きのある立体的なサウンドステージも実現している。MACH 80は同シリーズのフラグシップ・モデルとして、リファレンスに最適な自然で正確な音色や驚異的な解像度を実現し、こだわり派の音楽ファンが音源の細部までを余すことなく聴き取ることができる。

全モデル共通で、ケーブル・コネクタには着脱式の“T2コネクタ”が採用されているほか、付属品は“STARシリコン・イヤーチップ”と“TRUE-FITフォーム・イヤーチップ”が各5サイズずつ、専用ケース、クロス・バッグ、クリーニング・ツール、ケーブル・バンドと充実したラインナップとなっている。パワフルな低音再生にも優れた本シリーズ、普段のリスニング使いはもちろん、近年ベーシストにも需要が増加しているイン・イヤー・モニターとしても、ぜひ一度試してみてほしい。（製品の購入は完実電気株式会社オンライン・ショップより）