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今、欲しい、予算10万円の機材選び−村田隆行
村田隆行
Profile
むらた・たかゆき●10代の頃よりギターを始め、のちにベースに転向。ハイラム・ブロックとのセッションをきっかけに上京する。小比類巻かほる、日野皓正、高橋みなみ、梁邦彦、KIYO ☆ SEN、今市隆二(三代目JSB)などジャンルにとらわれないセッション・ワークや、日野“JINO”賢二、小林香織などのプロデュースや編曲、トラック制作、楽曲提供も行なっている。2012年には鳴瀬喜博、IKUOとともに3人のベーシストによるユニット、ザ・チョッパーズ・レボリューションを結成した。キーボーディストの白井アキトとのユニット、Little TMASとしても活動を行なっている。
◎Official HP
Q1:新しく導入したい機材を、予算10万円として教えてください。
Fender
PURE VINTAGE ’74 JAZZ BASS PICKUP SET
¥25,000(税抜)
アルニコ5マグネットとエナメル皮膜マグネットワイヤーを使用。1970年代当時と同様のクロスワイヤリングとファイバーボビン構造を採用したシングルコイル・ピックアップのセット。温かみのあるローエンドとミッドレンジに特徴を持たせたアグレッシブなトーンを放つ。
tc electronic
SUB ‘N’ UP
オープンプライス(市場実勢税抜価格¥13,620)
原音ミックスのレベル、オクターヴ上、1オクターヴ下、2オクターヴ下のブレンドをそれぞれ独立して操作できる、ポリフォニック(和音)トラッキングのオクターヴ・ペダル。無償のTonePrint機能で、オクターヴ・トーンにモジュレーションの付加が可能だ。
VOX
MINI SUPERBEETLE BASS
¥46,000(税抜)
高さ約60cm、重量8.7kgというミニ・サイズのスタック・アンプ。Nutubeを搭載した本格的なサウンドが魅力で、コントロールはヴォリューム、ゲイン、4バンドEQ。加えて、ファズ・スイッチとコンプレッサー・スイッチも装備する。ヘッドフォン・アウトも備える。
Q2:上記で挙げていただいた機材は、それぞれ、どのような目的で導入するのですか?
Fender PURE VINTAGE ’74 JAZZ BASS PICKUP SET
最近1970年代のFenderのボディとネックを使っていろいろ改造していまして、やはり1960年代のピックアップよりも1970年代の明るいサウンドが、それには合うことに気がつき、この製品を狙っています。
tc electronic SUB ‘N’ UP
数年前までは、フィルターやハーモニー系エフェクターなどは昔のアナログな機材のほうが良い! と思っていたのですが、アンプや本体などの進化とともに、足下も新しいエフェクターのほうが俄然相性が良いなと感じていまして……オクタバーはいろいろ探しています。
VOX MINI SUPERBEETLE BASS
この自粛の世の中ですので、部屋でベースを弾くことが多いのですが、これまでは練習でもPCとインターフェースにベースをつないで、オーディオ・スピーカーから出すことが基本だったんです。ですが、少し前に小さいVOXアンプを買ったらなかなか良くて、その流れでVOXのHPを見ていたらこれを見つけました(笑)。