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BASSIST FILE-ハマ・オカモト
- OKAMOTO'S
ハマ・オカモト●1991年東京生まれ。中学生の頃よりバンド活動を開始し、2009年4月に同級生が結成したOKAMOTO'Sに加入。同年8月8日にはズットズレテルズとして「閃光ライオット2009」に出演、ライヴ終了と同時にズットズレテルズの解散を発表する。OKAMOTO'Sとしては、2010年3月にアメリカ・テキサス州オースティンで開催されたS×SW2010に出演。その後、全米6都市を廻るJapan Nite US Tour 2010へのライヴツアーにも参戦し大成功をおさめる。5月26日にデビューアルバム『10'S』を発表。2014年にはデビュー5周年記念ツアー「OKAMOTO'S 5th Anniversary HAPPY! BIRTHDAY! PARTY! TOUR!」を行い、ツアーファイナルには自身初となる日比谷野外大音楽堂初のワンマン公演を成功させた。2016年6月3日からは「OKAMOTO’S FORTY SEVEN LIVE TOUR 2016」と題した、キャリア初の47都道府県ツアーを敢行。ツアーファイナルである日比谷野外大音楽堂は即日完売。2017年10月には、東京・中野サンプラザにてキャリア初のホールワンマンを開催。2019年1月、8thアルバム『BOY』をリリース。10周年イヤーとなるこの年、ワンマンツアー「OKAMOTO'S 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2019 “BOY”」を全国20箇所・21公演にて敢行。ツアーファイナルでは自身初の武道館公演「OKAMOTO'S 10th ANNIVERSARY LIVE “LAST BOY”」を大成功に収める。2020年4月には、初のベストアルバム『10’S BEST』をリリースした。OKAMOTO’S以外の活動としては、数々のアーティストの楽曲にベーシストとして参加、2013年6月には、日本人ベーシストとしては初となる、米国フェンダー社とエンドースメント契約を締結している。また、同世代のミュージシャンたちとLALLAを結成するほか、SSTV「スペシャのヨルジュウ」、McGuffin「Mellow Down Easy」、BSスカパー!「新世紀ミュージック」などのMC、TOKYO FM「THE TRAD」の水・木曜日ナビゲーター、雑誌GINZAの連載「私的なオノマトペ」執筆など、あらゆるフィールドで活躍している。2020年5月11日にはムック本『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES 2009-2019"ハマ・オカモト"とはなんだったのか?』(リットーミュージック刊)を出版した。
- Photo:Takashi Hoshino(Equipments)
Q1:ベースを始めたきっかけと年齢を教えてください。
中学の頃
友人がこぞって軽音楽部に入り
遅れて入った頃にはもうベースしか残っていませんでした。
14歳のときです。
Q2:自身の代表作を3作挙げてください。(楽曲またはアルバム名、アーティスト/バンド名)
「BOY」OKAMOTO’S
「恋」星野源
「GOUNN」ももいろクローバーZ
Q3:好きなベーシストのベスト5を教えてください。(5人に満たなくても構いません)
ジェ
マ
―
ソ
ン
Q4:ベーシストとして活動するうえでの座右の銘を教えてください。
『当意即妙』
Q5:音楽以外の趣味、興味のあることはなんですか?
また、それらは自身の音楽にどのような影響を与えていますか?
それがなくて困るなぁ、と思っていたら
デビューから10年経ってしまいました。
Q6:人生に大きく影響を与えた本や漫画、映画は?
『伝染るんです。』吉田戦車
Q7:あなたにとっての“夢の舞台”を教えてください。(※経験した公演でも構いません)
数年前、今はなき赤坂ブリッツで
ザ・ゴールデンカップスのステージに上げていただき、一緒に演奏させていただきました。
夢のような時間でした。
BASS
Fender/Precision Bass(1968年製)
1968年製のフェンダー・プレシジョン・ベース。1966年あたりに製作されたジャズ・ベースには、丸型の自社製ペグ=パドルペグが搭載されていたが、本器のように、1968年前後のプレベにもパドル・ペグを採用する個体が存在した。ネック・シェイプはBネック。
「“プレベだなぁ、この曲は”というときに。」(ハマ)
Fender/Jazz Bass(1965年製)
1965年製のフェンダー・ジャズ・ベース。バインディングが施されたローズウッド指板でドット・ポジション・マークという、66年後半までの過渡期の仕様が見て取れる。ボディはリフィニッシュされている。
「“ジャスベだなぁ、この曲は”というときに。」(ハマ)
Hofner/500/1
ヘフナーの500/1。1966年製で長方形のポールピースが特徴のステイプル・ピックアップを搭載。マウント両端のネジで高さを調整できるようになった、1964 〜67年までの仕様が見て取れる。ハマはPyramid Stringsの弦をチョイス。
「“Fender じゃないなぁ、この曲は”というときに。」(ハマ)
(機材撮影:ムック本『2009-2019“ハマ・オカモト"とはなんだったのか?』掲載時)
AMPLIFIER
AKIMA&NEOS/Wild Bass 100 DX(アンプ・ヘッド)
TEISCO/BN-601S(キャビネット)
デビューのタイミングでAKIMA&NEOSで製作したベース・アンプWild Bass 100。筐体は、60 年代に製作されていたGUYATONEのBlack5というギター・アンプを流用したもの。AKIMA&NEOS 製のTube DIを内蔵しており、DIアウトのコントロールはフロントパネルに配置されている。現在はTEISCOのBN-601Sキャビネットを組み合わせている。
EFFECTORS
AKIMA&NEOS/King Rocker Bass2( プリアンプ)
MXR/M82 Bass Envelope Filter(フィルター)
MXR/CSP233 Micro Amp Plus(プリアンプ)
BOSS/TU-2(チューナー)
Providence/PEC-04(プログラマブル・エフェクツ・コントローラー)