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フェンダーが、King Gnuやmillennium paradeのベーシストとして活躍する新井和輝とのエンドースメント契約を、本人の誕生日である本日10月29日に締結したことを発表した。
かねてよりレコーディングやライヴなどさまざまなシーンでAmerican Deluxe Jazz Bass Vをはじめとするフェンダー製品を愛用し、また自身初のシグネイチャー・モデルとなるDeluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Editionを先日発表した新井和輝は、フェンダーについて“すべての音楽の基盤となっているサウンドで、ルーツそのものです”と語っている。今後フェンダーは、楽器・機材の提供、修理、メインテナンスや、楽曲制作、パフォーマンスなど、新井の音楽活動におけるさまざまな面でサポートを提供していくこととなる。
また、10月28日からはDeluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Editionのプロモーション・ビデオも公開されている。同モデルの詳細については、こちらの記事から確認いただきたい。
以下は、新井和輝とフェンダー代表取締役社長でアジアパシフィック統括のエドワード・コール氏からの、エンドースメント契約締結にあたってのコメントだ。
●新井和輝 コメント
先日発売になったばかりの自身のシグネイチャーモデル(Deluxe Jazz Bass V, Kazuki Arai Edition)の発表の際にも思ったことですが、フェンダーで自分のモデルが作れるなんて夢のような話です。ほとんどのプレイヤーがフェンダーのベースを持っていますし、そういう意味でもフェンダーはすべてのベーシストの憧れです。エンドースメント契約はフェンダーの看板を背負わせてもらうことになるので、これほどありがたいことはないと身が引き締まる想いというか、“もっと上手くならなきゃ”というのが率直な気持ちです。
JINO(日野賢二)さんしかり、ハマ・オカモトさんしかり、フェンダー・アーティストには偉大な先輩たちがたくさんいます。そんな先輩たちに敬意を表しながらも、僕だからできること、伝えられることを見つめていきたいです。
ベースはすごくおもしろい楽器ですが、その奥深さからギターよりも“おもしろさ”が伝わりづらいのもまた事実です。それでも僕は、ベースが音楽の一番の根幹だと思っています。名前も“ベース”というくらいですから、音楽の中枢を担う楽器です。そんなベースのおもしろさや奥深さを、わかりやすく多くの人に伝えていきたいですね。
●エドワード・コール コメント
今、日本の音楽業界で最も影響力のあるバンドのひとつであるKing Gnuのベーシスト、新井和輝さんをフェンダー・ファミリーに迎え入れることができ大変嬉しく思っております。今から数年前、初めて彼と彼のバンドの演奏を聴いた時から、音楽性、ダイナミズム、そしてファンと音楽を通じてつながる素晴らしい能力に感銘を受けました。フェンダーの使命は、音楽の旅路にあるすべてのプレイヤーを、あらゆる段階でサポートすることです。私たちは、新井さんの”音楽の旅”をサポートできることを誇りに思います。