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    Suchmosのベーシスト、HSUこと小杉隼太が急逝

    Suchmosのベーシスト、HSUこと小杉隼太が亡くなったことが、バンドのオフィシャル・サイトにて発表された。

    HSUは、2019年6月に体調不良のため入院し、精密検査の結果、腫瘍が見つかり摘出手術を受けた。手術は成功し、活動再開後の同年9月にはデビュー当時から目標のひとつとして公言してきた横浜スタジアムでのワンマン・ライヴを成功させた。

    Suchmosは、今年2月に“修行の時期を迎えるため”として一時活動休止を発表していたが、HSUはさまざまなアーティストをベーシストとしてサポートしたほか、自身のプロジェクトを立ち上げて楽曲制作を行なうなど、真摯に音楽活動を続けていた。

    オフィシャル・サイトでは“突然の悲報に接し、メンバー、スタッフ共に、未だ現実を受け止めきれない状況で、戸惑い悲しんでおります”“HSUの冥福を心より祈ると共に、生前HSUに多大なるご厚情と応援をいただいた皆様に、心より感謝申し上げます”と綴られるとともに、葬儀は遺族の意向により近親者のみで執り行なわれたことも報告されている。

    弊誌との関わりでは、2017年3月号にて、誌面初登場にして初表紙を飾った。同号のインタビューでは、“ロジカルな考えを忘れ、感覚的にバンドマンらしく考える”など、ベーシストとしての心構えを語り尽くし、さらにはHSUが多大なる影響を受けたという元ジャミロクワイのベーシスト、スチュアート・ゼンダーとの対談も実現した。

    左:2017年3月号の表紙、右:スチュアート・ゼンダーとの対談中の様子

    これからの活躍がますます期待されていた矢先の、32歳という早すぎるご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。