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【新製品レビュー】Sterling by MUSIC MAN/BONGO 〜 ミュージックマンの個性派モデルがスターリンに登場!
- Photo:Masao Sekigawa
- Text:Makoto Kawabe
ベース・マガジン2026年2月号の「NEW PRODUCTS REVIEW」に掲載された、編集部注目の新製品をご紹介!
New Products Review:
Sterling by MUSIC MAN/BONGO
ミュージックマンの個性派モデルが満を持してスターリンに登場!




POINT
ボンゴ・シリーズが、コストを抑えたスターリン・バイ・ミュージックマンのラインから登場。ローズウッド指板、ローステッド・メイプル・ネック、インドネシアン・マホガニー・ボディの5点止めボルト・オンで、2基のハムバッキング・ピックアップと9V仕様の2バンド・アクティヴEQを搭載。専用のギグバッグが付属する。
REVIEW
一般的に“廉価モデル”は、弾きにくい、音が良くないなどといった先入観を持たれがちだが、本器を試奏して第一印象として感じたのは、圧倒的な弾きやすさ。ハードウェアやマテリアルのチョイス、グローバル化などでコストを抑えており、本家のフラッグシップ・モデルと比べると細部に違いがあるのは当然だ。しかし、設計思想や品質基準は本家と共通しており、製造工程の管理と最終的なセットアップを通じて、安定したクオリティが保たれている。
比較的軽量のインドネシアン・マホガニーのボディはサテン・フィニッシュで、ローステッドのメイプル・ネックも併せて手触りが良く、質感も良好。ネック・シェイプはミュージックマンらしい丸みがありながらも適度に薄く、フレットは低めで幅の広いタイプだ。総じて4弦モデル、5弦モデルともにフィンガリング、ピッキングにストレスがない。24フレット仕様で、ネック・ジョイント部がなめらかにヒールカットされているため、ハイ・ポジションでの演奏性も申し分ないだろう。
ミュージックマンのベースはハムバッカー・ピックアップ搭載が基本という共通点はあれど、音色的にはスティングレイのような派手さというよりも本器特有のまとまりの良さが印象に残る。トレブル/ベースを備えた2バンドのアクティヴ・イコライザーの効果は緩やかだが、2基のピックアップ出力のバランサーによる音色バリエーションは比較的多彩だと感じた。筆者的にはセンターの位置が最も本器のキャラクターと可能性を感じる音色で、主張し過ぎない落ち着きがあり、モダンな音楽に対する適応力も高いように思う。
Sterling by MUSIC MAN/BONGO
【スペック】
●ボディ:インドネシアン・マホガニー
●ネック:ローステッド・メイプル
●指板:ローズウッド
●スケール:34インチ
●フレット数:24
●ピックアップ:HH-2 セラミック・ハムバッカー×2
●コントロール:ヴォリューム、バランサー、トレブル、ベース
●ブリッジ:オリジナル
●ペグ:オープン・ギア
●カラー:ファイアミスト・パープル・サテン(5弦)、ステルス・ブラック(4弦)
【価格】
159,500円(税込)
【問い合わせ】
コルグお客様相談窓口 https://korg.com/support_j/ https://www.musicmanguitars.jp/instruments/basses/sterling
※本記事はベース・マガジン2026年2月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。

