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【新製品レビュー】PLAYTECH/Navy Stomp 〜 多彩な機能を有するコスパに優れた万能プリアンプ

  • Photo:Masao Sekigawa
  • Text:Makoto Kawabe

ベース・マガジン2026年2月号の「NEW PRODUCTS REVIEW」に掲載された、編集部注目の新製品をご紹介! 

多彩な機能を一台に詰め込んだコスパに優れた万能プリアンプ

PLAYTECH/Navy Stomp

POINT

サウンドハウスのプライベート・ブランド、プレイテックのベース用プリアンプDI。周波数可変のミドルを含むセミ・パラメトリック3バンドEQとコンプレッサーを基本機能として、それぞれをオン/オフできるフット・スイッチのほか、XLR端子によるDIアウト、AUX入力、モノラル・ヘッドフォン出力などを装備する。

PLAYTECH/Navy Stomp 部分写真
筐体中央のスライド・スイッチは、左がDIアウトのグラウンド/リフト機能、右は過大入力による歪みを防止する-10dBの入力アッテネータ。
PLAYTECH/Navy Stomp 部分写真
筐体左側面のアウトプット端子側には、自宅作業などで効果を発揮する3.5mmのモノラル・ヘッドフォン端子とDIアウトのXLR端子を装備。
PLAYTECH/Navy Stomp 部分写真
筐体右側面には、インプット端子に加え、インプット・スルー端子、外部ステレオ入力に対応する3.5mmのライン・イン端子を装備。一台に多彩な入出力を備えている点も魅力だ。

REVIEW

リーズナブルな価格帯が魅力のプレイテックから待望のベース用プリアンプDIが登場。セミ・パラメトリック3バンドEQとコンプレッサーを基本機能とするアイテムだが、各ノブの動作がやや独特。まず本機はバッファード・バイパスで、ふたつのフットスイッチをオフ(緑に点灯)にしても電子回路を通過し、GAINとVOLUMEは機能する仕様だ。ブースターとして活用することは当然可能だが、本機単体で音楽的なドライブ・サウンドを作り出す機能はなく、既定の増幅レベルをオーバーするとCLIPのLEDが赤く点灯する(通常時は緑に点灯)。

MIDDLEの中心周波数FREQは150〜8kHzとかなり幅広い帯域をカバーするが、周波数幅は比較的ナローな(Q値が小さい)印象で、TREBLE/BASSとも充分なブースト/カット量はあるものの、どちらかと言えば積極的な音作りよりもオーディオ的な微調整や補正用に活用しやすそうだ。BLENDはEQ後の音色とドライの音色を混ぜる機能で、音色仕上げの最終微調整などに威力を発揮するかもしれない。

コンプレッサーはCOMPノブがコンプレッション比(いわゆるレシオ)で、THRESHOLDはコンプレッサーがかかり始めるレベルを設定する機能だが、GAINによってもコンプレッサーの効きが変化するので設定時には両方に気を配る必要がありそうだ。音色的にはワンカラーだが脚色し過ぎないナチュラルなコンプレッサーだと思う。

サウンドの補正をはじめ、できることがたくさんあるアイテムなので、自身の用途に合わせて使い方を模索してみるのもおもしろそうだ。

製品詳細・購入ページ

PLAYTECH / Navy Stomp

PLAYTECH/Navy Stomp

【スペック】
●コントロール:ブレンド、ベース、ミドル、フリケンシー、トレブル、ヴォリューム、スレッショルド、コンプ、ゲイン、DIスイッチ、インプット・スイッチ、コンプ・スイッチ、オン/オフ・スイッチ
●入出力端子:インプット、スルー、ライン・イン、アウトプット、フォンアウト、DIイン
●電源:9Vアダプター
●外形寸法:128(W)×93(D)×56(H)mm
●重量:450g

【価格】
13,800円

【問い合わせ】
サウンドハウス ☎︎ 0476-89-1111 
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/364560/?srsltid=AfmBOooUfkNJ3Xh3oX_yWjefepYfmGMhenpet-VSAHworeRghkVDHXD6

※本記事はベース・マガジン2026年2月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。