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日本を代表するHR/HMバンド、LOUDNESSのベーシストである山下昌良の自伝『重音〜HEAVY GROOVE 山下昌良自伝』が11月29日に発売された。
本書は、自身の幼少期から歩んできた音楽人生が委細に語られており、音楽への目覚めからLOUDNESSへの加入、そして一時脱退までの経緯のほか、その後の新たなバンドでの挑戦、そしてLOUDNESSへの電撃復帰など、自身のそのときの想いとともに、詳細な経緯が綴られている。また、ミュージシャン/ベーシストとしての一面のほかに、玄人はだしの腕前を持つ釣りや、愛する家族の話など、パーソナルな面もふんだんに語られ、彼の人間としての魅力も存分に感じられるはずだ。山下昌良というベーシストの視点から語られるLOUDNESSの歴史も、ファンにはとても興味深く映るだろう。
そのほかにも、自身が使用/所有する楽器をすべて撮り下ろした機材ページも掲載。自身のトレードマークであるEPS製のPPJベースや、近年の愛用楽器であるヴィジェのシグネイチャー・モデルなどが、本人のコメント付きで紹介されている。
まさに、山下昌良というベーシストのすべてが記された濃密な一冊だ。
◎書籍情報
『重音〜HEAVY GROOVE 山下昌良自伝』
リットーミュージック刊
著者:山下昌良
発売:2022年11月29日
仕様:四六判/280ページ
価格:2,420円(本体2,200円+税10%)
リットーミュージックの商品紹介ページ
https://www.rittor-music.co.jp/product/detail/3122343001/
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【CONTENTS】
●第一章 誕生前夜━━ベーシスト山下昌良が形作られるまで
●第二章 LOUDNESSのメンバーに。海を越えた世界への挑戦
●第三章 新たな道への契機となったLOUDNESS脱退
●第四章 俺が愛する家族たち
●第五章 LOUDNESSへの電撃復帰。そして今想うこと━━
●使用ベース・コレクション、ほか
●山下昌良プロフィール
1961年11月29日、大阪府出身。血液型はO型。中学時代、ビートルズで音楽に目覚めベースを始め、本格的なバンド活動を開始する。その後1981年、高崎晃(g)と樋口宗孝(d)がLAZY解散後にLOUDNESSを結成するにあたり、オーディションを経て加入。LOUDNESSは80年代半ばには海外にも進出し、ビルボードTOP100にチャートイン、マジソンスクエアガーデンでライヴを行なうなど、日本人初の快挙を多数成し遂げた。92年には自らの後任に元Xの沢田泰司を推薦し、LOUDNESSを脱退。spAed、ブラッドサーカスといったバンドで活動したあと、2000年にLOUDNESSに電撃復帰した。ヘヴィなサウンドでバンドのボトムを支えつつ、テクニカルなプレイも使いこなす、日本を代表するハード・ロック・ベーシストのひとりである。ちなみに釣り人としての一面も知られており、釣具メーカー”がまかつ“と契約を交わすほどの腕前を持っている。