より軽量になった、新たなマークベース・スタンダード・アンプ

小型・軽量ベース・アンプ界の雄であるマークベースから、フラッグシップ・モデルLittle Mark Ⅳの出力、コントロール構成、外形寸法などを踏襲しつつ、樹脂製の筐体をはじめとした未来と環境を見据えた革新的な素材を用いて、サウンドとパワーを犠牲にすることなくさらに軽量化（約2kg）したアンプ・ヘッド、Little Mark 58R（110,000円／税込）が登場した。

フロント・パネルには、ミドルがハイとローに分かれた4バンドEQや、高周波数をカットして丸くてなめらかなサウンドを1ノブで実現する“OLD SCHOOL”、フラット・トーン／低音・高音をブーストし中音域を下げるscooped-midプリセット／フットスイッチでミュートとscooped-midを切り替えできる“FSW”が選択できる3ウェイ・ロータリー・スイッチといったトーン・コントロールのほか、従来はリア・パネルに設置してあったライン・アウトやセンド／リターン端子がまとめられ、より扱いやすくなっている。

もちろん、マークベースの特徴とも言える、レスポンスの速さと暖かい自然なサウンドを再現する独自のパワーアンプ“MPT（Mark Proprietary Technology）”や、素早くダイナミックな演奏に追従して自然なアタックを演出するBI-BAND LIMITERも踏襲しているので、マークベースらしいダイナミックなレスポンス、ナチュラルで艶のあるサウンドを楽しむことができる。

また、Little Mark 58Rの登場にあわせて、想像をはるかにしのぐ驚きの軽さのキャビネットとして、ENERGY、PURE、Pの3つのシリーズもラインナップされた。

ネオジム・カスタム・スピーカーとホーン付き1インチ・ドライバーを搭載した“ENERGY”は、あらゆるジャンルに対応するMB58Rキャビネットのスタンダード・モデル。従来の”Standard”シリーズに比べるとミッドが強めなサウンドだ。

ネオジム・カスタム・スピーカーとハイファイ・ツイーターを装備した“PURE”は、高域の抜けが良く、58Rキャビネットのなかでも最軽量となる。

そして、セラミック・スピーカーと新しいピエゾ・ツイーターを備えた“P”は、コストパフォーマンスに優れ、クラシックなトーンと軽量さを両立したシリーズだ。

いずれのシリーズもスピーカーの口径／数によって、幅広いラインナップを取り揃えている。