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世界を飛び回るベーシストであり、作曲家、昆虫画家、大学特認教授としても活躍している、“BASSNINJA”こと今沢カゲロウ。彼が、21枚目となるアルバム『takteq reta/タクテクレタ』を発表した。
『takteq reta/タクテクレタ』は、東アフリカに位置する小国であるルワンダにて制作。今沢は、コンテンポラリー・ミュージックにおけるリズムの原点であるアフリカにおいて、西アフリカや北アフリカなどと違い、東アフリカはまだ未知の地域であると感じていたという。そのうえで調査をしたところ、日本古来の音楽に一番親和性が高いのが東アフリカではないかとの思いに至り渡航を決意。昨年10月にCAMPFIREにて支援を募り、直後にルワンダへと渡りレコーディングが開始された。
ルワンダの伝統音楽、口頭伝承歌、古典楽器、環境音、自然音などに接しながら制作されたという楽曲たちは、アフリカならではの土臭さは持ちながらも現代ジャズやヒップホップの要素を巧みに昇華。フレットレスを駆使したベース演奏は、リード楽器でありながらサウンドスケープの一部でもあるという変幻自在さで、リズム面/音色面ともに興味深いアプローチを聴かせている。
◎作品情報
『takteq reta/タクテクレタ』
今沢カゲロウ
Q.I.BASE
QIBASE-022D
発売中
【収録曲】
01.タクテクレタ/takteq reta
02.街/machi
03.糊/nori
04.緑碧白藍/ryokuhekihakuai
05.どこにでも/dokonidemo
06.山羊/yagi
07.イコンデラ/ikondera
08.皮膚/hifu
09.大丈夫/daijobu
◎Official HP