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ベーシストにこそ考えてほしい
“音の位相”を反転できるインバーターが登場!
高品位なオリジナル・エフェクター及び関連機器を生み出し続けるFREE THE TONEより、エフェクターやアンプの位相を反転させることができる“PHASE INVERTER PHV-1”がリリースされた。
バンド・アンサンブルのなかで“ベースの音が埋もれている”と感じたことのあるベーシストは多くいるのではないだろうか。その際に埋もれている原因として、音の位相のズレについて考えてみることが重要だ。
ベースをはじめとした低音楽器は音の波長の周期が長いため、他楽器から出る低音とアンサンブルのなかで波長が干渉しやすく、低音同士でかき消されやすい性質を持っている。それゆえ、特にバス・ドラムに合わせて音を出すベーシストにとっては、この位相の問題はアンサンブルに大きく影響することがあるというわけだ。
そのなかで、使用しているエフェクターによって引き起こされる位相の問題がある。ワウ・ペダルやコンプレッサー、ブースター、ディストーションといったエフェクターのなかには、あえて逆相で出力する設計になっているものがあり、バンド・アンサンブルでベース音が埋もれてしまう原因がこの逆相によるものとわかっている場合、PHV-1をエフェクターと組み合わせて音の位相を反転させることで、この問題を解決することができる。
自分の出している音の位相をあまり気にしたことのないベーシストも多いかもしれないが、位相の重要性を理解することでバンド・サウンドをワンランク上のサウンドに構築することができる。“音が埋もれてしまう、引っ込んでいるように感じる”というベーシストは音の位相を理解したうえで、ぜひPHV-1を試してみてほしい。
Specifications
●コントロール:インバーター・オン/オフ・スイッチ、インプット・インピーダンス切替スイッチ(Hi-Z:1MΩ、Lo-Z:300kΩ)
●入出力端子:インプット、アウトプット、リモート
●電源:DC9Vアダプター
●外形寸法:93.5(W)×54(D)×35.5(H)mm
●重量:約180g
価格:¥15,000(税抜)
お問い合わせ:フリーザトーン メーカー・サイト