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    OK Bassが語る、GENZLER の人気ペダル4機種の魅力と使いこなし方法!

    • Equipments Explanation:Daisuke Ito
    • Photo:HIroki Obara

    「良い音が出したいか……?そのノウハウもワンポイント指南!

    プレイヤーの目線を取り入れたプロダクトで存在感を放つNY発のブランド、GENZLER(ゲンツラー)。実用的な機能で注目を集める同社のペダル全4種類をベーシスト/YouTuberのOK Bassがチェック。各モデルのレビューに加えて、オススメのセッティングを教えてもらった。

    OK bass × ゲンツラーの人気ペダル4機種

    RE/Q UAL FUNCTION QUALIZATION PEDAL
    (イコライザー)

    RE/Q UAL FUNCTION QUALIZATION PEDAL

     ハイパス/ローパス・フィルターと5バンドのEQを搭載したアナログ仕様のイコライザー・ペダル。EQとフィルターはそれぞれに独立したスイッチを搭載し、多彩な音作りが可能。EQ回路からの出力レベルを調整できるためクリーン・ブースターとしても使用できる。

    【Specifications】
    ●コントロール:HPF(30Hz〜200Hz)、LPF(1kHz〜16kHz)、EQアウトプット・レベル、ロー(90Hz)、ロー・ミッド(250Hz)、ミッド(630Hz)、ハイ・ミッド(1.3kHz)、ハイ(2.6kHz)、フィルターON/OFFスイッチ、EQ ON/OFFスイッチ●入出力端子:インプット、アウトプット、DCアダプター●電源:9〜18V(DCアダプター)●外形寸法:152mm(W)×59mm(H)×104mm(D)●重量:600g ●価格:¥37,400(税込)

    REVIEW
    ミドルEQのニュアンスが絶妙」 

     バッファード・バイパスなので、つなぐだけで若干ハイがキラっとしますね。EQフラットでも少し太さも出ますが、原音には忠実な印象です。EQの帯域はローは少し高め、ハイは低めで“パチ”っていうところが出るので、音の太さを調整しやすいです。ミドルのニュアンスが絶妙で、カットしても音の太さが残ります。例えばドンシャリな音を作るときも、ミドルを少しカットすると良いですね。ハイパス/ローパス・フィルターが高性能で、ローカットのかかりも自然です。まずはミドルEQの増減でキャラクターを決めてから調整する使い方がオススメです。

    フィルターでヌケの良さを演出

     僕が使うならまずフィルターで、ここではブースターっぽく使いました。ハイパス、ローパスでレンジ感を少し狭めておくと、例えばソロを弾くときもメロディが聴き取りやすく、前に出てくる音になります。

    4 ON THE FLOOR CLASSIC BASS OVERDRIVE PEDAL
    (オーバードライブ)

    4 ON THE FLOOR CLASSIC BASS OVERDRIVE PEDAL

     クラシックな真空管回路の4種類のオーバードライブをエミュレートしたベース専用ペダル。歪みの増減に加えて、その種類を選択できるセレクト・スイッチ、ドライブとクリーンの各音量コントロールと2バンドのフィルター、センシティビティ・スイッチを備え、多彩な音作りが可能とする。

    【Specifications】

    ●コントロール:ドライブ・センシティビティ・スイッチ、ドライブ、ドライブ・ヴォリューム、クリーン・ヴォリューム、ドライブ・セレクト、HPF(30Hz〜200Hz)、LPF(1kHz〜14kHz)、ON/OFFスイッチ●入出力端子:インプット、アウトプット、DCアダプター●電源:9〜18V(DCアダプター)●外形寸法:127mm(W)×59mm(H)×104mm(D)●重量:450g ●価格:¥37,400(税込)

    REVIEW
    クラシックかつモダンな歪み

     名前の通りオールドスクールなオーバードライブ・サウンドが得られます。例えるとアンペグなどのアンプを歪ませたような少しレンジが狭まる感じがありながらも、ローがしっかり残ります。DRIVE SELECTは数字とともに歪みの量も増えますが、基本的なキャラクターは“ブーブー系”の歪みです。クリーミーさがあって歪みも安定しているので、少しモダンな印象を受けました。2バンドのフィルターはピック・ノイズや、ソロを弾く際に低域をスッキリさせたいときに有効です。クリーンと混ぜるとジャキっとした歪みも作れます。

    馴染み良い、軽めの歪み

     真空管っぽい軽い歪みの印象がすごく良いので、バンド・アンサンブルに馴染ませるための歪みを作りました。DRIVE SELECTは1stです。音にすごく伸びが出るので、コンプなどを使わなくても良さそうですね。

    CRASH BOX 4 CLASSIC BASS DISTORTION PEDAL
    (ディストーション)

    CRASH BOX 4 CLASSIC BASS DISTORTION PEDAL

     こちらも真空管回路をエミュレートしたベース専用のディストーション・ペダル。ドライブの増減に加えて、ドライブとクリーンの各音量コントロール、歪みの深さを選択できるDRIVE SELECTに加えて、2バンドのフィルター、センシティビティ・スイッチを備えている。幅広い音楽のスタイルに対応する。

    【Specifications】
    ●コントロール:ドライブ・センシティビティ・スイッチ、ドライブ、ドライブ・ヴォリューム、クリーン・ヴォリューム、ドライブ・セレクト、HPF(30Hz〜200Hz)、LPF(1kHz〜14kHz)、ON/OFFスイッチ●入出力端子:インプット、アウトプット、DCアダプター●電源:9〜18V(DCアダプター)●外形寸法:127mm(W)×59mm(H)×104mm(D)●重量:500g ●価格:¥37,400(税込)

    REVIEW
    今っぽさを感じるディストーション

     暴れる感じの音ですね。音を伸ばしたときの倍音成分がギザギザしていて、かつ高域のグシャっとした感じにアグレッシヴさがあります。少し尾を引くようなニュアンスに、今っぽさを感じますね。最近のSNS動画はスラップにディストーションをかけるのが流行っていますが、そんな感じの音にもピッタリです。こちらもクリーンを混ぜるとジャキっとした質感も出せます。歪みとクリーンのバランスを取ってからDRIVE SELECTを動かしていくと、そのバランスを保ったまま、歪みの深さだけを変えられるのがすごく便利ですね。

    クリーンを混ぜて攻撃的に

     歪みだけよりもクリーンを混ぜると良いですね。ドライブとクリーンのバランスを作って、現場や演奏する音楽によってDRIVE SELECTのGEARを変えて使いたいです。しっかり歪ませる音が好みですね。

    MAGELLAN PRE/DI PEDAL
    (プリアンプ/DI)


     同社のベース・アンプMAGELLANシリーズのトーンと機能を盛り込んだ、アナログ仕様のベース用プリアンプ/DIペダル。3バンドEQ(ミドルのみパラ仕様)、ハイパス・フィルターに加えて、独自のコンツァー・コントロールを搭載。XLR出力に加えてヘッドフォン出力、AUX入力など、拡張性にも優れる。

    【Specifications】
    ●コントロール:インプット、HPF(25Hz〜120Hz)、マスター、ベース(75Hz)、ミッド(150Hz〜2.8kHz可変式)、トレブル(6kHz)、コンツァー(カーヴA、カーヴB)、コンツァーON/OFFスイッチ、ミュート・スイッチ、ソース、ピン1●入出力端子:インプット、AUXインプット、プリアンプ・アウト、ヘッドフォン・アウト、DIアウト●電源:9〜18V(DCアダプター)●外形寸法:152mm(W)×63mm(H)×110mm(D)●重量:500g ●価格:¥46,200(税込)

    REVIEW
    音作りを司るコンツァー機能

    先ほど紹介したEQとは違って、こちらにはDI機能があります。僕も普段から、ペダルボードの最終段に置いています。バイパス・モードがなく、通しただけでGENZLER特有のスムースでタイトなローに加えて、ミドル〜ハイが少し明るいキャラクターになります。EQもワイドレンジでローは重低音を、ハイは空気感を補正できます。音作りをするときはミドルEQよりもコンツァーがオススメです。カーブAはニューヨーク・サウンド系で、カーブBではヴィンテージ・アンプのような中域が出て、これらをスイッチで切り替えられるのもすごく便利です。

    粒立ちの良いヴルフペック風トーン

    僕はこのペダルが大好きで、フラットでも良いです。ここではヴルフペックっぽい音を作りました。ハイパスとEQでトレブルをカットして、コンツァーのカーブBを少し上げて、粒立ちの良さを出しました。

    これら製品に関する問い合わせは、イースペック(☎06-6636-0372)まで。 https://genzler.jpn.org/

    【Profile】
    オーケーベース●ベーシスト/YouTuber。2010年プロ・ベーシストFUKUSHINに師事。2011年より動画サイトに演奏動画の投稿を始める。2018年初のオリジナル音源『OK BASS ALBUM』を発表。現在では13万人を超えるYouTube登録者数を持つ。動画投稿以外にも、ぼっちぼろまるといったアーティストのライヴ・サポートなど、多方面にて活躍している。
    YouTube