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    トラディショナルな顔をした異端〜Peavey / Patriot Bass【Kroi 関将典のベース偏愛録:見た目で選んで何が悪い!】第9回

    • Text & Photo (Bass) : Masanori Seki (Kroi)
    • Photo (Main Image) : Kohei Watanabe
    • Logo Design : Hirotaka Sudo (HOPSTEP)

    「見た目で選んで何が悪い!」を合言葉に、Kroiの関将典が自身のベース・コレクションから“人と被らない”個性派ベースへの偏愛を語る連載の第9回。今回はオリジナリティのあるルックスが目を惹くラインナップが揃うPeavey製ベースをご紹介!(編集部)

    ◎連載一覧はこちら

    第9回:トラディショナルな顔をした異端〜Peavey / Patriot Bass

    皆様はPeaveyをご存知でしょうか?

    Peaveyは1960年代にアメリカで設立したブランドで、ギターやベースよりもどちらかというとアンプやスピーカーの印象のほうが強いメーカーかなと思います。

    そんななか、名器と言われるベースやギターもあり、個人的にはT-40というモデルが代表的ではないかと思います。

    ほかにも、

    Foundation
    Cirrus
    Dyna
    Milestone
    Axcelarator
    etc……

    さまざまなモデルをリリースしてきています。

    どれもオリジナリティがあるルックスで魅力的なベースばかりです。

    ヘッド裏にパワープレートなるものを埋め込んで、重量バランスやサステイン向上を測る独自のアイディアなども魅力のひとつです。

    ◎参考:
    Peavey / Milestone Bass
    〜ミュージシャンの意見をくみ取りながら具現化したベースがPEAVEYから登場

    そんなPeaveyから今回紹介させていただくのは、Patriotというモデルです。

    Peavey / Patriot Bass
    Peavey / Patriot Bass

    一見トラディショナルなようでいて、一風変わった見た目をしていますよね。

    オリジナリティあるルックスって堪らないですよね。若かりし頃のマイク・ダーント(グリーン・デイ)も使っていました。

    サウンドに関しては少し腰高なプレベという印象です。

    それでは細かく見てみましょう。

    まずはボディです。

    Peavey / Patriot Bass ボディ

    ハイ・ポジションのカットが広く、アクセスしやすいです。

    プレベなどよりも鋭く外に広がったホーンが独特なルックスを作り上げています。

    Peavey / Patriot Bass ピックアップ

    ピックアップはオリジナルのミニハムバッカーが搭載されています。

    プレベよりはブリッジ寄りですし、スティングレイよりはネック寄りな独特なポジションに配置されているため、プレベよりも腰高なサウンドになっているのかなと思います。

    コントロールは1ヴォリューム、1トーンです。

    Peavey / Patriot Bass ボディ裏

    ジョイント・プレートの部分にはフェンダーの70sなどにも採用されているようなマイクロティルトのような機構が採用されています。

    Peavey / Patriot Bass ネック

    ネックも独特で、見づらいかもしれませんが、センターツーピースのメイプル・ネックです。

    このようなネック構造は昔のG&LでBi-cutネックという手法として採用されていました。

    製造効率の悪さや、経年劣化でそこから割れてしまうことが多いことなどからまったく普及しなかったとかなんとか……

    Peavey / Patriot Bass ヘッド

    ヘッドの縁取られた線が個人的には“昔のPeaveyといえば!”というイメージがあるのですが、どこかお洒落な感じがして好きです。

    トラスロッド・カバーは欠品、ペグがゴールドのものに交換されています。

    Peavey / Patriot Bass ヘッド裏

    仕様やルックスに関してはこんな感じです。

    個人的にはこの時代のPeaveyのベースはどれも見た目がすごく好みなものが多いです。

    サウンドに関しては、前述のとおり“腰高なプレベ”というようなイメージで、

    こちらの方はフロントにセイモアダンカンのリッケンバッカー・タイプのリプレイスメント・ピックアップを増設しています。

    何かしらフロントに増設したい気持ちはわかります。

    ただこのベースのオリジナル・サウンドも、ドライブさせてピックでガシガシ弾くプレイなどにはすごく向いてるなと思います。

    といいつつも、手に入れて日が浅くまだまだ研究不足なだけではあるので、今後このベースの実用的な魅力も発見していきたいです。Kroiの楽曲などでお聴きいただく日も来るかもしれません。

    お楽しみに!!!

    さて、いかがだったでしょうか?

    今回紹介させていただいたPeaveyのPatriot。

    これ以外にも知る人ぞ知る魅力的なベースがたくさんあるメーカーですので、ぜひとも興味を持った方は調べてみてください!

    それでは!

    ◎連載一覧はこちら

    Profile

    Kroi 関将典 プロフィール
    関将典

    ◎Profile
    せき・まさのり●1994年9月20日生まれ、茨城県出身。R&B、ファンク、ソウル、ロック、ヒップホップなど、あらゆる音楽ジャンルからの影響を昇華したミクスチャーな音楽性を提示する5人組バンドKroiのベーシスト。バンドは2018年2月に結成され、同年10月にシングル「Suck a Lemmon」でデビュー、2021年6月には1stアルバム『LENS』でメジャー・デビューを果たした。2024年1月20日には初の日本武道館ワンマン・ライヴを成功させる。2024年6月に3rdアルバム『Unspoiled』をリリース。Kroi公式FC「ふぁんく らぶ」では、自身のベースを動画で語る“せきまさのりのベースってそんなに必要ですか?”を更新中。

    ◎Information
    Kroi HP X Instagram 
    公式FC ふぁんく らぶ
    関将典 Instagram