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藤本ひかりが所有する2本の愛用ベースとマーシャル製アンプ【BMG連載:プロフェッショナルの裏側】
- Interview : Hikaru Hanaki
- Photo : Takashi Yashima
セッション・ベーシストのキャリアの軌跡や使用機材に迫る「BMG (Behind the Masterful Groove)連載〜プロフェッショナルの裏側」。
今回は、2012年に赤い公園のベーシストとしてデビューし、2021年の解散を経て、現在は秋山黄色、君島大空トリオ、粗品、青木陽菜、黒猫CHELSEA、Q.I.S.といった多彩な現場で存在感を放つ藤本ひかりに、愛用のベースとシールド、アンプを紹介してもらった。
また、彼女がこれまでのキャリアの歩みを語ったインタビューはこちらから。
Freedom Custom Guitar Research / Custom Order


20歳の頃から使い続ける不動のメイン・ベース。弾き続けることで今でも音が変化して良くなっているという。入手してから自分で手を加えたところはなく、フレットも打ち替えていないという。年々増しているボディやヘッドの傷が、激しいライヴ・パフォーマンスを物語っている。
Fender / Precision Bass


1966年製のプレシジョン・ベース。おもにレコーディングで使用する。本体重量も非常に軽く、メインのJBタイプとの対比で軽やかなサウンドが特徴。非常に状態が良くきれいなため、これから弾き込んでどんどん進化させていきたいとのこと。
YOUSAYSOUNDS / Custom Order
YOUSAYSOUNDSに製作してもらったシールド。軽いので広い会場でも動きやすく、クセもつきにくい。君島大空トリオでは君島も同じシールドを使用しているという。
Marshall / Super Bass 100
赤い公園時代から使用するマーシャル製アンプ。入手した時点でマスター・ヴォリュームは増設されていたという。アンプの設定は完全なクリーンではなく、アンプ側でもけっこう歪ませる。ヘッドの裏側には予備のヒューズがテープで固定されているなど、現場ならではのアイディアも。
Information
藤本ひかり(ふじもとひかり)
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