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継続的な練習こそ上級者への近道。
効果絶大な基礎トレ集!
教則本『ギター基礎トレ365日! 新装版』(著:高橋 竜)が、リットーミュージックより2025年3月11日(火)に発売された。

高橋 竜(著)
ベース・プレイヤーにとって、“継続的な練習”こそが上達への最短ルートだ。本書は、1年間365日にわたって実践できる練習メニューを提供し、着実なスキル向上をサポートする。
現代のベーシストに求められるスキルは多岐にわたる。指弾きとピック弾きの使い分け、スラップ、さまざまな奏法、多ジャンルへの対応力、グルーヴのコントロール、スケールやコード理論の理解──本書では、これらを1年間かけて無理なく習得できるように設計されている。
週ごとのテーマ設定で効率的な練習を実現
本書の特徴は、週ごとに設定された練習テーマと、それに基づく日々のエクササイズだ。月曜日から土曜日までは2小節の短いフレーズを練習し、日曜日には1週間の復習を行なう。譜例サイズもコンパクトで、日々のルーティンに取り入れやすいのがポイント。
1年間にわたるトレーニングを続けることで、近年の音楽シーンに対応できるマルチなスキルを獲得できるだろう。
充実のカリキュラム内容
本書では、1年を通じて段階的にスキルを習得できるよう、さまざまなテーマを網羅している。例えば、
- 4指4フレットの運指練習(第1週)
- 指弾きの基本的な動作(第2週)
- ピッキングの基礎(第3週)
- サムピングの基本動作(第4週)
- メジャー・スケールの習得(第6・9週)
- 16ビートの基礎(第22週)
- ウォーキング・ベースのコツ(第32週)
- ペンタトニック・スケールの活用(第34週)
- シンコペーションと休符の活用(第39週)
- 他の楽器とのコンビネーション(第48週)
- テンション・コードの活用(第49週)
- ベースでコード弾き(第51週)
- タッピングとハーモニックス(第52週)
なお、旧版では付録CDに収録されていた練習音源は、本書の新装版ではWEBからのストリーミングおよびダウンロードに変更されている。特設サイトでは全音源を無料公開しているので、本書の購入を検討するための参考にもなるだろう。
目次

2:本書の進め方&はじめに

3:第1週目

4:第52周目(最終週)

CONTENTS
◎第1週目 4指4フレットの運指練習
◎第2週目 指弾きの基本的な動作
◎第3週目 ピッキングの基礎の基礎~ダウン・ピッキング
◎第4週目 サムピングの基本動作
◎第5週目 ハーフ・ポジションで弾いてみよう!
◎第6週目 メジャー・スケールを習得!~その1
◎第7 週目 基本的なミュート・テクニックとダンピング
◎第8週目 オクターブを組み込んだフレーズ
◎第9週目 メジャー・スケールを習得!~その2
◎第10週目 チェンジ・アップ~いろいろな長さの音符
◎第11週目 クリックの効果的な使い方
◎第12週目 スラップにおける左手のミュート
◎第13週目 規則的なオルタネイト・ピッキング
◎第14週目 プルを使ったオクターブ・フレーズ
◎第15 週目 5度の入ったフレーズ
◎第16週目 ナチュラル・マイナー・スケール~その1
◎第17週目 ナチュラル・マイナースケール~その2
◎第18週目 ゴースト・ノートを取り入れる
◎第19週目 ピック弾きならではの細かいフレーズ
◎第20週目 ハーモニック・マイナー&メロディック・マイナー
◎第21週目 8ビートを基礎から見直す
◎第22週目 16ビートを基礎から見直す
◎第23週目 サムピングの連打力を強化
◎第24週目 3度の入ったフレーズ
◎第25週目 開放弦を使ったフレーズ
◎第26週目 7度の入ったフレーズ
◎第27週目 さまざまなハネものを弾き分ける
◎第28週目 ラテン、レゲエ、ボサ・ノヴァに入門
◎第29週目 4度や6度の入ったフレーズ
◎第30週目 スライドとグリスを効果的に使う
◎第31週目 経過音と導音を使いこなす
◎第32週目 ウォーキング・ベースのコツ
◎第33週目 レイキングで滑らかなフレージングを
◎第34週目 ペンタトニック・スケールの活用
◎第35週目 スラップにハンマリングとプリングを絡める
◎第36週目 ドリアン・スケール IImコード
◎第37週目 指弾きの弱点を克服する!
◎第 38週目 フリジアン・スケール IIImコード
◎第39週目 シンコペーションと休符の活用
◎第40週目 リディアン・スケール IV△7コード
◎第41週目 ミクソリディアン・スケール V7のコード
◎第42週目 ピック弾き+ゴースト・ノート
◎第43週目 リフ作りにチャレンジ!
◎第44週目 4拍子以外の拍子を知る
◎第45週目 ロクリアン・スケール VIIm7(♭5)のコード
◎第46週目 ディミニッシュとホール・トーン
◎第47週目 オン・コードとペダル・ノート
◎第48週目 他の楽器とのコンビネーション
◎第49週目 テンション・コード~9th、11th、13th
◎第50週目 音程が跳躍するフレーズ
◎第51週目 ベースでコード弾き!!
◎第52週目 タッピングとハーモニックス
■書誌情報
書名:ベース基礎トレ365日! 新装版
著者:高橋 竜
仕様:菊倍判 / 112ページ
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)
発売:2025年3月11日
発行:リットーミュージック
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著者プロフィール
高橋 竜(たかはし・りょう)●1965年東京生まれ、横浜育ち。10代の頃から自身のバンドWHITEFANGのベース兼ボーカル、リーダーとして活動。その後数々のバンドを経て、現在はプログレ・バンドNUOVO IMMIGRATOやSUZY CREAM CHEESEなどで活動中。サポート・ベーシストとして桑名晴子、東野純直、特撮(大槻ケンヂ)、DIAMOND☆YUKAI、陣内大蔵、水越けい子、SING LIKE TALKING、ユンナ、大国男児、PASSPO☆、ももいろクローバーZなどのレコーディングやライヴに参加。また、渡り廊下走り隊、野川さくら、川村カオリ、影山ヒロノブなどに楽曲提供。変わったところでは「僕らのワンダフルデイズ」、「三丁目の夕日’64」など、映画でのベース演奏シーンの指導等も行なっている。ポール・マッカートニー、クリス・スクワイアを敬愛し、”Mr. Rickenbacker”の異名をとるほどのリッケン・フリークで、かつてはリッケンをオールド・マーシャルに突っ込んでブイブイいわせていたが、最近はヒストリーのジャズ・ベースとマーク・ベースのアンプの組み合わせもかなりの頻度で使用している。弦はロトサウンドを愛用。
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