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    REVIEW -『3』SIX LOUNGE

    『3』SIX LOUNGE

    3ピースの衝動的なアンサンブルを生む躍動するプレイ

     メジャー・デビュー3年目にして3作目のフル・アルバムは、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTやダムドなどレジェンドへのリスペクトも感じさせる、ド直球のロックン・ロールを鳴らす作品。3ピースのシンプルなサウンドに躍動感を生み出すのがイワオリクのプレイだ。③⑪の歌い上げるようなフレーズや⑨のランニング・ベース、⑥のメロウで艶やかなベース・ライン、そしてルート弾きにはフィルを織り交ぜ、全篇にて聴き手を高揚させるプレイを展開。力強くコードをかき鳴らすギターと、ストレートなプレイで盤石な土台を作るドラムに、動きのあるベースがかけ合わさることで衝動的なアンサンブルが生まれる様は“かけ算”の美学といえる。(神保未来)

    ◎作品情報
    『3』
    SIX LOUNGE
    ZEN MUSIC/UPCH-2223
    発売中 ¥3,300 全11曲

    参加ミュージシャン
    【イワオリク(b)】ヤマグチユウモリ(vo,g)、ナガマツシンタロウ(d)